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ジェームズ・キャメロン、モンスターの特殊部隊描くダークファンタジー映画化へ 『アバター3』完成後に着手

『アバター3』後も忙しくなりそう - ジェームズ・キャメロン監督
『アバター3』後も忙しくなりそう - ジェームズ・キャメロン監督 - Dave J Hogan / Dave J Hogan / Getty Images

 映画『アバター』シリーズで知られるジェームズ・キャメロン監督の製作会社ライトストーム・エンターテイメントが、ジョー・エイバークロンビーの小説「The Devils」の映画化権利を獲得し、キャメロンとエイバークロンビーが共同で脚本を執筆することが明らかになった。キャメロンが現地時間2日、自身のFacebookで発表した。

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 「The Devils」は、エルフの災厄からヨーロッパを救うために編成されたモンスターたちの特殊部隊を描くダークファンタジー。5月6日に出版されると、英サンデー・タイムズのベストセラーランキングで1位を獲得。米ニューヨーク・タイムズのベストセラー・リストでも第5位にランクインしている。

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 キャメロンは「The Devils」について、「ジョー・エイバークロンビーの真骨頂であり、まったく新しい世界観と、実に魅力的な新キャラクターたちを提示している。物語の展開はまるでジェットコースターのようなスピードで進み、ジョーならではの皮肉の効いたユーモアとスタイルが随所に光る」と評価しており、その世界観とキャラクターの新鮮さに触発されたことで映画化に乗り出したという。

 映画化は、『アバター』シリーズ第3弾『アバター:ファイア・アンド・アッシュ』(12月19日日米同時公開)の完成後に本格着手することになる。エイバークロンビーとの脚本執筆について、キャメロンは「忘れがたいキャラクターたちに命を吹き込むことは、私にとって喜びに満ちた新たな挑戦になるだろう」と語っている。

 なお『アバター』シリーズは5部作を予定しており、キャメロンは第4作以降は別の監督が手がける可能性を示唆している。また『アバター』シリーズ後は、原爆投下を題材にした映画『ラスト・トレイン・フロム・ヒロシマ(原題) / Last Train From Hiroshima』も控えている。(編集部・倉本拓弥)

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